美術館 (1989)
展示物は曼陀羅・天目茶碗・仏頭。
作品を「モノ」や「知識」として捉えるのではなく、
日本文化に裏付けられた本来の「美」を演出する展示を提案した。
AIR (1990)
ビデオ映像を光源に、
空間を光と音で包み込むインスタレーション。
自然讃美をテーマにした作品。
行灯 - Nostalgia (1992)
ビデオモニターを光源にした照明器具。
何かに想いを馳せる、憧れる、
という心の内側に訴える試みをした。
黄色い時間 - SAFFRON BREEZE (1992)
生まれ故郷である小坪をオマージュした作品。
生活の喧噪から逃れた
午後のひととき、
そこには忘れかけた
大切な時間と風が
流れているのかもしれない。
» Movie (04'26)
いし - THE STONE/THE MIND (1994)
自ら見た不思議な夢から霊感を受けて映像化した。
僕はなに?
僕はどこ?
僕は「いし」になった
歩く人々を見ている
人々の声を聞いている
時の移ろい
人々の移ろい
僕はゆったりしている
僕は落ち着いている
» Movie (01'57)
春のきざし - The Augurs of Spring (1995)
ジオラマとビデオ映像をハーフミラーで立体合成した錯視装置。
映像の演技者は自ら体を鍛えてアクロバットに望む。